
![]() | 出身県でわかる人の性格―県民性の研究 岩中 祥史 (2007/05) 新潮社 この商品の詳細を見る |
海外にて仕事をやっているが、”国民性”は肌身で感じる所が多い。華僑の人々は、ネットワークが広く深いし、勤勉で且つ貪欲な人が多い。アメリカ人は表現力が素晴らしくマーケティング能力に長けている。ブルネイ人は。。。。と言うような感じで自分の経験から述べることは出来る。
海外にてメーカーの出張者の人等と日本人同士で食事をする機会がある。必ず出る会話が”xxx県出身なんですよ~”の会話。しばらくすると完全についていけなくなる話題が多い。
そんな自分にとって、この本は非常に貴重な存在だった。
各地の経済力、歴史的背景、地形的背景等は人々の心やら忍耐力に確実に影響を与えているようだ。又、日本国民であれば知っている事件(イベント)、もしくは、歴史的な著名人に与える出身地の影響も多かれ少なかれあるのだと実感した。
体の中に流れている血は九州の大分県、生まれも育ちも東京都な自分。大分県と東京都の記述を見て苦笑いが絶えなかった。
次回、日本人同士(特に年配の方と)食事をする機会があったら間違いなくこの話題を提供して会話に花を咲かせたいものだ。
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![]() | バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スペシャル・エディション 阿部寛 (2007/08/17) ポニーキャニオン この商品の詳細を見る |
先輩の勧めでシンガポールからの夜行便の中で見た。
要はタイムマシーンで過去に戻りバブルが弾けないように政策変更をする、との設定。かなりベタな映画だった。小生は大学卒業が95年であるので社会人としてバブルは経験していない。逆に、バブルが弾けた後の”就職氷河期”に就職を経験した。
映像を見る限りでは、バブルは、かなり狂った世の中だったのだなぁと思った。面白い程楽観的な世の中だったのだと認識したが、羨ましいとは全く思わなかった。
成田に着くなり、上司に”バブルな時代”に関して聞いてみた。話を聞く限りでは平家物語の一説が脳裏によぎるような世界だった。世の中全体が浮かれており、惜しむことなく金を使う。サラリーマンが財テクに走り、接待の金額なども桁違い、銀行からは簡単に借金が出来る。。。かなり大盤振る舞いな人間が多かったと聞いたが、その様な人はバブルが弾けた後は、かなり沈んだらしい(汗)
この映画を見て気になったのは”日本国の借金”だ。映画の中では800兆円程の表示だった。国民一人当たり600万円超を借金している事となる。実際にどのくらいなのか色々なウェブにて調べたが、あながち上記数字は間違っていないようだ。金利計算を幾らにしているのか不明だが。。。(URL: http://www.geocities.jp/mkqdj167/japan.htm)
いざなぎ景気を超えたとか最近のニュースで見た。日本の景気は確実に良くなっている。素材価格が上昇し、為替も味方し、○紅の株価も上昇気流に乗っている。但し、国の借金は増えるばかりである。
借金出来るのは、それだけCredibilityがあるからだとも考えられるが800兆円を超える国の借金はどうにかしたいものだ。。。

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