STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
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日本を創った12人
日本を創った12人 日本を創った12人
堺屋 太一 (2006/02)
PHP研究所

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なぜ殆どの日本人は特別な宗教を持たないのかに関する記述、日本型プロジェクト組成方法と封建制度の密接な関係の記述は目から鱗でした。かなり納得できる内容でした。

集団的経営が日本に広まった源は誰であるのか、終身雇用の日本型経営を広めた経営者 松下幸之助のすばらしさを再確認した。とにかく盛り沢山な内容で斜め読みが出来ず1週間程かけて読み終えた。戦後の日本を指導したマッカーサー元帥の見方が非常に変わった事も自分の糧となった。

読み終えて感じるのは、今の日本がおかれている状況をみると、今後日本語国際社会で生きていくには、更に新しい日本を創る必要性があることだ。

つい最近、驚いたニュースは、中国の上海・深川の両証券取引所の4月の合計売買代金は東京・大阪取引所の合計金額を上回ったニュース。確かに今年5月に中国株の下落が引き金となり、最終的に日本株も急落した。これはまさに日本市場の人気が落ちている象徴であり、国際社会の中で日本がパッシングされている証拠である。

日本経済は復活したのは確かであるが、今後、更なる経済発展を遂げる為には、今うかれずにどんどんと見直しをすることだと思う。日本の優秀な企業に出来て日本国に出来ないはずが無い。日本人は本来真面目で変体なのである。そう、日本国の”カイゼン”である。

30年後に是非とも同じタイトルの本を見たいものである。もし、そのような本が出版されていないとなれば日本経済、日本の世界の中でのポジションは好ましいものではないであろう。。。
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労働経済学者 八代尚宏教授
留学受験仲間のAMOさん(http://korogarublog.blog6.fc2.com/)のお父様である国際基督教大学八代教授(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E4%BB%A3%E5%B0%9A%E5%AE%8F)の講義を受けに武蔵境のキャンパスに行ってきた。

なんと、AMOさんのおかげで無料講義。しかも聴衆は20人制限であった為に色々な質問をすることが可能であった。

八代教授はの専門は労働経済学で、内閣府経済財政諮問会議メンバーでもある。肩書きだけ見ると萎縮しそうだが、親しみやすく非常に丁寧な方で我々の目線まで下がって質疑応答を行ってくれた。又、米国留学経験があることもあり生徒と教授の距離感を感じさせない講義の進行であり、自分が学生時代に経験した”ほぼ一方通行な退屈な講義”でないところに感銘を受けた。(とは言え高校時代・大学時代の授業中は部活の体力温存で、殆どスヤスヤと寝ていましたが。。。)

労働、社会保障、年金、医療、少子化、外国人、教育、農業、地方と、幅広い分野における、自由な市場経済の効能を非常にわかりやすく説いて頂いた。今後の日本経済を伸ばす為にも、経済的自由や規制緩和は必要である事、中でも日本市場が不得意である非製造業を市場経済型とする必要があると言う事には経済学に疎い(理工学部出身...)自分にとっては目からうろこであった。確かに、そのように体系的に考えると医療、教育、介護(福祉)などのサービス業は規制撤廃等で飛躍的に変化を遂げることのできる業界だと納得した。

又、内閣府経済財政諮問会議メンバーである八代教授であるから重みがあったと自分が感じた言葉が多々あった。特に感銘を受けたのは ”まだまだ規制緩和を行う事が出来る。埃まみれの家に例えれば、小泉首相が行った規制緩和は玄関を掃除したようなものであり、家の中の埃は残ったままである”との言葉である。又、橋本首相を除き、小泉首相以前の首相にイニシアティブを取って埃掃除をする人は居なかったとの言葉にも納得をした。安倍さんにも、それ以降の日本のリーダーにも相当期待しているようです。

電車での帰り道、ふと最近読んだ本を思い出した。鎖国時代の日本と明治維新後の日本の急成長の違いである。最も抵抗勢力となる既得権者の抵抗に真っ向面から立ち向かい海外への門を開いた努力。この努力やら勇気が未来の日本の糧となる。規制緩和と重ねて考えてみた。

しかし、仲良くしてもらったAMOさんも明日からロンドンに飛ぶ。K村さんも来週からパリである。留学準備で共に苦楽を共にした戦友が飛び去っていく。もちろん殆どの戦友は今後の日本経済のDriving Forceになる事をゴールとしている。そんな境遇にある自分たちにとって、本日の八代教授の無料講義はこれ以上無いギフトだった。AMOさんに感謝。Bon Voyage !!


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