STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
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昆虫の神秘
数億年前から地球上に住んでおり、小さな体で合理的なシステムを構築している昆虫。
昆虫自身の頭脳は明晰でないものの、昆虫の体の仕組みや知恵には驚きを感じるばかりである。DNAの神秘、生物の進化の神秘を感じる。

例えば、不潔な環境の下でも生きる事が可能なハエやハエの幼虫(うじ虫)が持つ抗菌物質、幼虫から成虫に返信する過程でさなぎとなる際に発する休眠ホルモン、大きな家を倒してしまうシロアリが持つ材木分解能力、殆どの昆虫が持つ飛行能力、ゴキブリの反射神経等数えると切の無い能力がある。

生物学やロボット工学のみならず医学・工学に利用できる余地は沢山あると思う。

例えば、がん細胞を眠らせるエキスが休眠ホルモンから取れるかもしれないし、ゴキブリの特殊能力やハチが持つ場所探知能力等を用いてセンサーの開発なども可能かもしれない。

イノベーション系の授業や講演を受けていると感じるのだが、本当にイノベーションを起こす人は身近で簡単なアイデアから入っている。決してビジョナリーなアイデアを現実に落としているとは思えない。僕はどちらかというと大きな枠からアイデアをつくり現実性のあるものに落とし込むプロセスを踏む。

ハイテクばかりに気をとられてローテクの素晴らしさに気付かなかったり、五分の魂しかない昆虫でさえ持っている簡単だが合理的なシステムに劣るシステムを構築していたりしているのかもしれない。

人間はより良い環境で生活したいと思っている。但し、何が最も”快適”であるのかをシッカリと理解して環境に変化を与えなければならない。生活レベルを上げる為にインフラ整備をし、そのために自然の破壊、有限資源の無駄使いが過ぎ、生態系に影響を与える事も多々ある。人間自身が公害等で迷惑をこうむることだってありえる。

小さな体に合理的なシステムを持つ昆虫。もしかしたら人間にヒントを与えてくれるかもしれないのに、人間が気付く前に絶滅することだってありえる。

そう思うと、今後地球上で生きていく人間のみならず動物、植物達にも住みやすい環境を作ってあげなければならないのだろう。


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