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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
心の支え
アメリカは日本にとっては身近な存在であり、カリフォルニアも含めて西海岸であれば尚更と考えていたが生活するとかなりのギャップを感じることが多い。消費に対する考え方、世界的に見てアメリカの位置づけの高さ、国のスケールの大きさ、等である。

そんな中で、① 週1回の(東京に居る)家族とのテレビ電話、② 大学院の友人との交流、③日本人家族に招待された際の日本料理、④クラスメートと共に楽しむスポーツ観戦、③ アメリカで活躍するスポーツ選手、等に勇気やら元気をもらって過ごしている。

先週、予備校時代の友人が海外出張でシリコンバレーまで来た。1日くらいは会おうと約束であったが、僕が中間試験中であり、結局会えず彼は帰路に着いた。。。現地企業とのアポもアレンジしてあげれなかった。

彼が帰国した次の日、郵便ポストにチョット大き目の封筒が入っていた。彼が滞在していたサンフランシスコのヒルトン・ホテルから送付してくれたものらしい。

中には”だるま”の手ぬぐいが入っていた。重要伝統建物郡保存地区に指定された金沢の”ひがし茶屋街”のてぬぐい有名店"今日香”の品だ。

てぬぐいと一緒に、友人の力強い文字で”七転八起”と書いたメモが入っていた。

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自分の中で何か奮い立つものを感じた。小学校卒業の際に、大好きだった担当の飯田先生から渡された”卒業に際して贈る言葉”に書いてあった言葉である。

七転八起。人生は長い。楽しくないことも沢山ある。年を取る毎に色々と悩むことも多くなる。人間関係で悩むことも多くなるでしょう。そういう時は、自分の頭を使って考えなさい、繰り返し失敗しても諦めずに頑張りなさい。。。そのように書いていた。

野球選手の苦労と僕が体験している苦労は異なるだろうが、レッド・ソックスの松坂選手はコテンパンにメディアから叩かれたが有終の美を飾りワールドシリーズチャンピオンに輝いた。持ち前のガッツ、自分に対する厳しさ、自分の能力に対する自身、諦めずに前向きに進むスピリット、ある程度のずうずうしさ。。。 どれをとっても年下であはあるが脱帽である。

自分としても同じことは出来る、甘えはいかん、と感じさせる一日でした。
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