STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
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人材の宝庫
冬学期に入って、起業系の授業を取っており、又、戦略経営の授業でパロアルトのデザイン会社と密な面談を持っている。

このデザイン会社は560人のデザイナーを抱えており、非常にユニークなポジショニングを持っている会社で、通常20~30人からなるデザイン会社と比べると巨大な存在だ。エンジニアが世の中を見るように、つまり、Problem Solvingを日常茶飯事に考え、創造性有るアイデアで私生活並びに業務の効率化を提案している。コンサルティング会社から見ても非常に目障りな存在であり、世界的に有名な戦略コンサルも、当該デザイン会社を模倣しようとしている。

起業するには、起業家が必要であり、彼らが生み出すビジネスを支援すべくリソースが必要となる。人でありお金である。アメリカは起業を奨励する社会が出来上がっており、今世の中を騒がしているヤフー、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、ヒューレッドパッカード、フェイスブック、等どれを取ってもベンチャーキャピタルがお金のみならず人材を提供して、会社を育てている。新しいビジネスが生まれているのは西海岸で言えばシリコンバレー、中部ではシカゴ、東海岸ではマサチューセッツ、ニュージャージ、ニューヨーク等である。

不思議と上記デザイン会社がオフィスを持つ場所も上記年と一致する。これは偶然ではなく、しっかりとしたプロセスがそこにあるからだと理解した。

先日、Technology Design Concept for Managerのクラスでジェフ教授が行っていた言葉を思い出す。”なぜシリコンバレーと呼ばれるのか、それはアメリカ経済を向上させたシリコンを製造する会社が多かったからだ。では、なざシリコンバレーが西海岸のベイエリアを選んだのか?” 答えは、その場所にある大学、大学院だと。つまり安い金額で雇える学生が数多く居て企業としても都合が良いからだという。

大企業が主導型である日本経済、一方で起業家が経済を牽引するアメリカ経済。日本は隣国の経済発展により恩恵を受けており停滞していた経済は良い方向に進んでいるがビジネスのフレームワークは変化していない。変化しているのかもしれないが、グローバリゼーションのスピードと比較すると対応できているとは言えない。コンサバな人種であり、グローバリゼーションがベストであると考えなければ慎重に変化をする事も良いのかもしれない。

創造性豊かな学生、大企業の中で埋もれているビジネスアイデア、失われつつある日本の伝統産業、何か大きな可能性があるように思った。

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