STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
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お辞儀
スローンの春学期のコアコースにNon-marketingというクラスがある。

実際のビジネスを経験している人なら幾度と無く経験するMarketing以外の力を分析するフレームワークの取得、分析を元に如何に上手にその力と付き合うかをTake Awayする授業だと認識している。例えば、アジア諸国にてナイキやリーボック等が過去に行った雇用問題(強制労働、児童労働、低賃金労働、長時間労働)、シティバンクがNGOであるRAN (Rainforest Action Network)により血祭りに上げられた"環境破壊プロジェクトに対する融資・投資”の事例、メジャーのシェルがNGOであるグリーン・ピースに屈した"北海油田での掘削施設の廃棄(Brent Spar)”の事例等がケースとしてあげられる。

本日の授業の題材は”賄賂”だった。アジアのみならず南米やヨーロッパの学生が各国で起きた事例を述べながら、非常に白熱した議論を展開した。統計的には、政治腐敗と国民一人当たりのGDPの低さが比例関係にあるようだ。つまり、一人当たりの稼ぎが少ない国ほど堕落する事を反映している。欲のある生物である人間であれば当たり前の法則だが、それだけに儚さを感じる。

授業中に紹介された世界地図は非常に興味深い赤い程CPI(。Corruption Perception Index )が高いことを意味するのだが、世界中真っ赤だ。調査を行ったNGOであるTransparency Internationalによれば最もクリーンなのは北欧のようだ。

クラスメートによるプレゼンテーションがあり、各国で起きた汚職事件が紹介された。日本での汚職事件も数件紹介された。その際に(日本社会における) ”公の場での謝罪風景” が映像にて紹介され、(笑いと共に)”将来、日本にて万が一のケースには是非とも深々とお辞儀してください”と。。。

しかし、経営陣の知らない範囲で汚職がおきても責任を取るのは経営陣。実は笑える代物でもなく、非常に考え深い事象だ。

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いずれにせよ、”お辞儀”。。。日本人では当たり前と思っていても海外の人には異様に映るらしい。長い年月を掛けて出来上がった文化の一つであるとしみじみと感じた。(BGMはどうかなぁ~と思いますが。。。)
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