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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
起業家との接点
毎週水曜日の午後に取っているクラスで"Entrepreneurial Thought Leaders Seminar"というAcross Roadのクラスがある。300人くらい入るクラスが満員である。(URL:http://etl.stanford.edu/)土地柄も味方し、シリコンバレーで活躍する起業家もしくは既に成功をおさめた人が講演してくれる。

講演後は、毎回選ばれた数人が食事を共に出来るとのオマケつきである。但し、選ばれる為には、かなり厳しい審査がされるとの事である。

先週はスタンフォード大学で教鞭も取っているDINNA NOVITSKYが講演した。シリコンバレーでも老舗のベンチャー・キャピタルであるMDV(URL:http://www.mdv.com/)にてVenture Partnerとして実績を積み現在はBig Tent DesignのCEOも勤めている。

事業を起こす際のメッセージ:

①やるなら大きく、でなければ諦めろ!

起業をするのであれば、個人的な、且つプロフェッショナルなパッションが必要であると開口一番。修羅場を切り抜けてきた方なので言葉が重く感じる。

"GO BIG OR DON'T GO"とのメッセージが一番ズシンときた。確かに中途半場が一番悪い。自分自身、その気があるので特に重く感じた。

②ビジネスフレームを間違えるな

いくら将来の需要が読めてもビジネスフレーム構築を誤れば駄目らしい。次の3つのどちらかを組み合わせると大まかな骨組みが出来るとの説明。

1. Strategy VS Execution
2. Technology VS Team Building
3. Diversity VS SIngular Focus

やはり成功している人はVisionaryな視野からビジネスフレームを構築せずに、身近な所でアビトラージュを見つけ成功する為にビジネスフレームをスリム化・明確化している。

彼女はVenture Capitalistとして投資家の目を持っているが、”我々はお金でなくパッションを投資します。”と言っていた。もちろん、最終的にはMONEYだが上記のような感覚なのだろう。何となく分かる気がした。
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