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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
アジア
中間試験前でバタバタな日が続いている。
間違いなく、今週末は勉強漬けになるのだろう。

一昨日、クラスメートのSさん宅に呼ばれ夕食をご馳走になった。
両親が学校を訪れており、大人数での食事となった。

お父様が東南アジアで長期働いているらしく、又、僕がつい最近まで働いていた商社の大先輩である事も有り色々と共通な話が出来た。

アジアの人間、欧米の人間、僕は食文化を基準にこの2者を同一視していない。つまり、アジア人は農耕民族型、欧米人は狩猟民族型との区分けである。ビジネススタイルや対人との交渉スタイルを例にとれば、僕の目からは確実に差異がある。

最近の授業でインド人であるアブジィの発言が、教授(生粋の米国人)から却下された。僕なりにはインド人の発言がビジネス経験から納得できたが、教授のセオリには沿っていなかったのだ。

クラスメートで米国育ちの人間は、教授の反応に対して、頭を縦に振っていた。

食事に招待してくれたクラスメート、クラスメートの父親もインド人の発言には賛成のようだった。正直、自分の洞察力や思考回路が完全に使い物にならないのだと思っていた懸念が晴れた。この種の話は反射神経的反応であるので身にしみているのだろう。米国人の感覚は、2ヶ月アメリカで同じクラスで座っているので大体分かってきた。そろそろ、殆どの生徒の本性も見え始めているので。。。


ビジネススクールの殆どが、”ダイバーシティー(diversity)”を売り文句としている。但し、米国での教育だけに、米国的な思考、米国なりの好みが先行してしまうケースが多い。

クラスとしてシナジーが出せるように、又、米国人他異なる文化、スタイルを持っているところと効率的に情報交換や意見交換が出来るように自分に自身を持たなければと再確認した日であった。

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