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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
マインドコントロール
思い出すと震いが止まらなくなるようなうれしい瞬間はあると思う。長年の念願が叶った時、予想以上の結果を生んだ時、待ちに待ったものが登場した時。。。。私生活、スポーツ、仕事、学業、等セッティングは色々なのだと思う。最近は先輩が子供を授かって有頂天になっていたが、正に"喜びの瞬間”を経験したのだと思う。

逆に自分にとって未来が無いようなどん底に落とし込まれる瞬間もある。二度と這い上がれないのでは? 自分にツキが無いのでは? 努力しても無駄だったのでは?と自問自答して大概の場合は負のスパイラルにのめり込んで周りを見る事が出来なくなってしまう。

先週末の話ですが、スローンプログラムのアドミッションオフィスにて膨大な量の輸送物が用意されていた。アドミッションのガードが厚かったが、隙を見てチェックした。間違いなく合格通知の書類である。今年1月始めにアプリケーションの締め切りが有った様だが、既に定員の半数近い合格者が出ている様子だ。アプリケーション締め切りから1ヶ月経過していないが。。。昨年と比較するとアドミッションの効率が格段にあがっている様だ。

自分自身の1年前を思い出してみる。合格通知は電話にてアドミッションから直接連絡があった。朝一の電話だった。合格をもらった日は正直仕事は手につかないし、顔からニヤニヤが消えなかった。英語で言う”ON CLOUD NINE"状態だった。かみさんと、(仕事を終えて)夜遅くに、銀座で待ち合わせして一緒に合格を喜んだ。合格通知の輸送物は1週間後に自宅に届いたが、僕はブルネイへ出張中で、しばらく見る事が出来なかった。帰国してシャワーを浴びるよりも前に合格通知の包みを開けた記憶がある。


ブログを通して、もしくは”こうすれば受かるMBA"を通して、留学前にお世話になった予備校を通してなど色々な経緯で来年のスローンのアプリカントと知り合ったが、うれしい便りと悲しい便りの両方が先週から僕のメールボックスに送付されてくる。


不合格の通知を受けても、他のビジネススクールへの道は閉ざされていないので頑張ってもらいたい。僕は人生で受験勉強は2回しか行なっていない。高校受験をした中学生時代と海外留学受験をした社会人時代の2回である。それぞれの受験勉強を通して学んだ事だが”努力は必ず報われる”である。自分自身を見つめて自分の強さや弱さを知り、強さを伸ばし弱さを克服する必要がある。

この時期に不合格をもらったアプリカントは逆に自分がラッキーだと思って欲しい。アドミッション側が"NO"と言う背景には必ず理由がある。その理由を探せる時間を早い段階から持てるアプリカントはラッキーだとの発想である。レジュメの見直し、エッセイの見直し、ゴール設定の確認等を行なう時間は沢山ある。是非とも諦めずに頑張って欲しい。

WHERE THERE IS A WILL, THERE IS A WAY.


戦いは終わらない。(僕も冬学期中間試験対策試験勉強が終わらない。。。。)

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コメント
この記事へのコメント
K2さん、
Sloanも今年は更に競争が厳しいようですね。
僕も今期はCase課題が多く、シンドイです。
が、去年の今頃を思えば、この時間、無駄にしてはいけませんね!
 
2008/02/10 (日) 22:43:38 | URL | AMO #-[ 編集]
ケースの山に加えて中間試験準備。。。折角勝ち取った切符を無駄にしないように頑張らねば。しかし、風邪が治らずに辛いです。
2008/02/10 (日) 23:36:20 | URL | K2 #-[ 編集]
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