
昨日13日は多忙な一日だった。
午前中はCorporate Financeの授業。昼過ぎからインテル本社訪問。夜9時30分からアサインメントのレポートを仕上げる為にスタディーグループでのディスカッション(結局終わったのは夜中の12時) 多忙な中でもグーグル訪問は諦めずに実行した。
夜6時から9時までの3時間、グーグル本社にて環境に関わるコンファレンスがあった。クラスメートと2人で参加した。現地の電力会社であるPE&G、欧州のルフトハンザ航空(コンファレンスのスポンサー)、BMW、そしてホストを務めたグーグルの4社が、各社の環境に対する取り組みを各20分くらいのプレゼンテーション資料で行なった。
グーグルのグリーンエネルギー本部長で有名なビル・ワイル氏から直接話が聞けてうれしかった。グーグルが力を入れている太陽光発電には感銘した。彼らは環境への投資はチャリティーでなく長期的な観点での投資だと言い切っていた。数年で投資金額が回収できる投資ではないが、将来性のある環境に優しい技術へ出資をして、そのキャッシュフローにより環境に優しい技術が向上すれば良い事だし、しかも、それで且つ高利益に結びつく可能性があるのであれば尚更良い、との思考で投資を行なっているらしい。キャッシュのある会社だから取れる素晴らしいポジショニングだと思う。

実際に環境に興味がありコンファレンスに出席したのだが、何よりも驚いたのはグーグル本社そのものである。
スタンフォード大学から車で5分ほどの街”マウンテン・ビュー”に位置するグーグル本社は近代的な建物で”グーグル・キャンパス”と呼ばれているつまり、僕が通う大学キャンパスと変わりの無いキャンパスであり、正直”仕事しているの?”と思えるくらい開放的な仕事環境である。しかも(というか、だから)本社にいる人々(つまりは社員ですが)が自由気ままに行動している。立派なジムがあり、すべてが無料の食堂があり、オフィスの中は遊び感覚がありふれているし。。。宣伝文句として”グーグル本社では財布を持つ必要が無い”と言われているらしい。確かに冷蔵庫に豊富に入っているドリンク、カフェに設置されているコーヒーメーカー、自然に置かれている(市販のものと同じ)スナック、全て無料だった。
。
素晴らしい発想は、このような環境から生まれるのだろうか?と一瞬疑いたくなる気持ちになるのは典型的な日本人だからだろうか?”汗水垂らし日銭を稼ぐ”との感覚を持つ古い体質(?)の自分が久しぶりに登場した不思議な感覚だった。
IT業界のリーダーとして世界を牽引してきたマイクロソフトがヤフーの買収をもってグーグルとの間に広がりつつある溝を埋めようと頑張っているようだが、正直、グーグルが今迄やり遂げているアイデアへ対抗するだけのシナジー効果は生まれないだろう。ヤフーとしても、それ故に今回の買収案に対しては積極的ではないのだと思う。
グーグル本社のキャンパスの屋根や駐車場の屋根に敷き詰められた太陽光パネルは容量的に非常に少ないが、この小さな1歩を踏み出す事が大切なのだろうと思う。グーグルがガレージを借りて少ないお金で検索エンジンを作りコンピュータを繋ぎ合わせて世界中のデータを集積しようとした努力に同じなのだろうと思う。可能な限りのリソース、つまり、将来の成功を信じて時間とお金と全精力を注ぎ込んでコツコツと歩み始める。
大きな成功の為の小さな一歩一歩の積み重ね。簡単なようで中々続けられるものではない
午前中はCorporate Financeの授業。昼過ぎからインテル本社訪問。夜9時30分からアサインメントのレポートを仕上げる為にスタディーグループでのディスカッション(結局終わったのは夜中の12時) 多忙な中でもグーグル訪問は諦めずに実行した。
夜6時から9時までの3時間、グーグル本社にて環境に関わるコンファレンスがあった。クラスメートと2人で参加した。現地の電力会社であるPE&G、欧州のルフトハンザ航空(コンファレンスのスポンサー)、BMW、そしてホストを務めたグーグルの4社が、各社の環境に対する取り組みを各20分くらいのプレゼンテーション資料で行なった。
グーグルのグリーンエネルギー本部長で有名なビル・ワイル氏から直接話が聞けてうれしかった。グーグルが力を入れている太陽光発電には感銘した。彼らは環境への投資はチャリティーでなく長期的な観点での投資だと言い切っていた。数年で投資金額が回収できる投資ではないが、将来性のある環境に優しい技術へ出資をして、そのキャッシュフローにより環境に優しい技術が向上すれば良い事だし、しかも、それで且つ高利益に結びつく可能性があるのであれば尚更良い、との思考で投資を行なっているらしい。キャッシュのある会社だから取れる素晴らしいポジショニングだと思う。

実際に環境に興味がありコンファレンスに出席したのだが、何よりも驚いたのはグーグル本社そのものである。
スタンフォード大学から車で5分ほどの街”マウンテン・ビュー”に位置するグーグル本社は近代的な建物で”グーグル・キャンパス”と呼ばれているつまり、僕が通う大学キャンパスと変わりの無いキャンパスであり、正直”仕事しているの?”と思えるくらい開放的な仕事環境である。しかも(というか、だから)本社にいる人々(つまりは社員ですが)が自由気ままに行動している。立派なジムがあり、すべてが無料の食堂があり、オフィスの中は遊び感覚がありふれているし。。。宣伝文句として”グーグル本社では財布を持つ必要が無い”と言われているらしい。確かに冷蔵庫に豊富に入っているドリンク、カフェに設置されているコーヒーメーカー、自然に置かれている(市販のものと同じ)スナック、全て無料だった。
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素晴らしい発想は、このような環境から生まれるのだろうか?と一瞬疑いたくなる気持ちになるのは典型的な日本人だからだろうか?”汗水垂らし日銭を稼ぐ”との感覚を持つ古い体質(?)の自分が久しぶりに登場した不思議な感覚だった。
IT業界のリーダーとして世界を牽引してきたマイクロソフトがヤフーの買収をもってグーグルとの間に広がりつつある溝を埋めようと頑張っているようだが、正直、グーグルが今迄やり遂げているアイデアへ対抗するだけのシナジー効果は生まれないだろう。ヤフーとしても、それ故に今回の買収案に対しては積極的ではないのだと思う。
グーグル本社のキャンパスの屋根や駐車場の屋根に敷き詰められた太陽光パネルは容量的に非常に少ないが、この小さな1歩を踏み出す事が大切なのだろうと思う。グーグルがガレージを借りて少ないお金で検索エンジンを作りコンピュータを繋ぎ合わせて世界中のデータを集積しようとした努力に同じなのだろうと思う。可能な限りのリソース、つまり、将来の成功を信じて時間とお金と全精力を注ぎ込んでコツコツと歩み始める。
大きな成功の為の小さな一歩一歩の積み重ね。簡単なようで中々続けられるものではない
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この記事へのコメント
googleって、いろんなことやってるんですねー。
こっちにいるとイマイチ何をしているのか分かりにくい会社だったのですが、こんな活動もしていたとは知りませんでした。
こっちにいるとイマイチ何をしているのか分かりにくい会社だったのですが、こんな活動もしていたとは知りませんでした。
2008/02/15 (金) 01:33:53 | URL | AMO #-[ 編集]
2008/02/15 (金) 02:56:58 | URL | K2 #-[ 編集]

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