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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
Google Map
米国にいる際にGoogle MapのStreet Viewを愛用していた。

アメリカは車社会で車での移動となり、一つ曲がり角を間違えると相当な時間のロスとなることが多い為に、知らない場所に移動するときに愛用していた。Street Viewの優れている点は地図上の道路をクリックすると、そこを中心とした周囲360度の写真を見ることができる。


どうやら日本でも昨日8月5日よりサービスを開始したようだ。

サイトのURL:Google Map 

上記サイトの画面にて、地図の上部”ストリートビュー”をクリックして閲覧したい場所までミクロに攻めて行けばよい。


GoogleがGoogle Mapで衛星からの写真を公開して世界中の人々から脚光を浴びて反響も大きかったが、ストリートビューでは人の目線(実際には特殊カメラを積んだ車からの目線だが)の高さから見た写真を公開している。Google Mapを知っている人でも再度驚く機能だと思う。

その場所に行かなくても実際の雰囲気がほぼわかってしまうので、Web事業者にとって色々な用途が可能だ。米国では不動産情報サイトが物件購入者向けに活用しているらしい。全国的に出店を予定している事業者や都市計画を行っている人々等の利用も期待できる。

現状は映像のみであるが、例えば映像をクリックしたら その場所の情報が見れたり、SNSのように限られた信頼の置ける人々のサークル内で詳細な情報の交換を行えたりできるかもしれない。
心配なのは、Google Mapが登場した際にも問題となった”セキュリティー"の問題。Google Mapが利用できることにより新たなサービスが生まれると共に、そのサービスにより職を奪われる人は逆にまわり機能を否定するか、即座に取り込み生存競争で勝ち残るか。。。

思い当たる東京の色々な場所を探索してみたが、桜の花が咲いている春だったり、緑が生い茂る新緑の初夏だったりした。

しかし、現段階では、一つの都市を撮影するのに数ヶ月掛かるらしい。建設ラッシュの中国では逐一アップデートしなければ機能の有効性が低くなるが、うまくオープンリソースを利用して常に情報収集することが可能となれば、かなりの精度で現実の世界をGoogle Map上で見れるようになるかもしれない。

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