STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
教育ビジネス
自分の子供の将来を見据えて”教育”というものに興味を持っている。数ヶ月前から子供教育に限らず、社会人に対する自己啓発支援、会社に対する研修、関係省庁への教育システムの提示など手広く行っている知人の会社のサポートを無償で行っている。

そもそも知人が言っていた”今の若い子供の教育をするのであれば、まずはその子の親の教育から始める”との思想に感化されてサポートを喜んで受けた。自分は日本でも指折りの最高の教育を受けられる環境にあった。その自分が享受した教育がドラスティックに変貌している世界に一致していると思っていない。そんな状況で”ゆとり教育”とか不思議な方向に教育方針が進んでおり、周囲の人に聞いても決して成功はしていない。

昨日も、その会社の取締役の方と共に東京株式市場一部上場の人事部の方々との一席が設けられた。景気が良くなり社内教育に使えるお金が以前に比べて潤沢らしい。課題は、如何にして会社組織を更に利益を生む、もしくは価値を生む母体としていくか、そしてその中に居る社員を如何に育てていくかである。すばらしいアジェンダである。

営業畑一筋でサラリーマンをやってきた自分としては管理部門の視点と営業部隊の視点にギャップを感じざるを得なかった。双方、根本的に望んでいるゴールはほぼ一致している。但し、そのゴールに達するまでの過程もしくは手段にギャップがある。ゴールが短期的なのか中・長期的なのかの時間軸がずれてもいる。会社全体をカバーするシステム自身にも修正すべき点はあるのだと思う。

TRANSITIONの際には多くのものが衝突しあう。制度、組織、人やらである。どちらが生き残るかはCASE BY CASEであるが、如何に円滑に効率良く道標的なサービスが提供出来るかを知人がやろうとしており、それが使命と感じている。

日本が持っている技術、日本人の勤勉性は、他国もしくは他民族と比較して立派だと個人的に思っている。又、現状今日の日本の立場は、安心できない状況である事も理解している。

現状の為替を考慮すれば、いかに儲けていようとも、外貨ベースでの購買能力が伸びていないのは明確である。(現状)天然資源が豊富でない日本国においては深刻であるはずだ。又、グローバルの目からみて日本の株価が上昇しているか否かも疑問である。先日、従兄弟が儲けたお金で家族皆んなでハワイで豪遊すると言っていた。おそらくUSドルに換金した際に目を疑うであろう。

日本の社会ではEXPRESSIONの能力が欠ける。それは美意識のずれを考えても理解できる。”行間を読め”が罷り通っていた社会である。相手が日本人ならば絶妙な会話が出来るだろうが、日本人を知らない海外の人には分かるはずが無い。時間を掛けても無理がある。又、好景気との認識により、組織やビジネスマンは内向き思考となりEXPLOREせず、EXCHANGEもせずに状況認識に誤りを生じる。

今の好景気に安心せず、好景気の波が通り過ぎた際にどのように業績を維持もしくは向上させていけるか、その為には何をするか考える必要がある。

人事部の若手の方が言っていた。数年前の話で、景気が良くなりマネージャークラスの営業の人不足となり、幹部の方から何故今迄そのようなマネージャーを育てるようなプログラムが今迄社内に無かったんだと。目の前の数字を追いかける事に躍起となり余裕が無かった事は明白である。先を見越しての犠牲と言うか計画というか、それが必要なのだ。それが”出来なかった”のではなく”出来るシステムを作ってなかった。出来る人繰りを行っていなかった”のである。

いずれにせよ、社内に居れば見えない事をプロフェッショナルな利害関係が無い方に診てもらい、その会社にとっての方針・制度のアドバイスをしてもらうのはマイナスに働きそうにはないようだ。

得るものが大きいので、余裕のある限りサポートしていこうと思う。




スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 STANFORD GSB留学記 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。