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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
パロアルト到着
JL0002便で成田を発った。かみさん、娘、両親に見送られての出発だった。スーツケース5つで計150KGに75リットルの登山バック全てを1人でハンドルした。Unpackして気付いたが重さの原因は勉強する為に買い漁った本。MBA Holderの人からもらった本も含めて計100冊くらいはあった。

さっそく、サンフランシスコ空港の税関でストップがかかった。
”そんなに沢山の荷物を持って何するんだ?”との質問。
”ビジネスの勉強です”と眠い目をこすりながら回答。結局、僕の留学先の大学名を相手が知り、何もチェックせずに通してくれた。ありがたやぁ~。

到着は午前11時。燦燦と輝く太陽と心地よい風。気温は約18度。湿度は70%くらいだろうか?東京の猛暑とは異なり秋を感じさせる天候だ。なんともアメリカ大陸に戻ってきた事を体全体で感じさせてくれる。日本に居て頭の中で思い描いている色々なアイデアや自分としてのゴール・やるべき事が薄らいできそうな危機感を感じた。”初志貫徹”でがんばろうと再度自分に言い聞かせた。


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さて、成田からサンフランシスコに向かう約8時間の飛行中に色々と考えた。今回の留学中にやるべき(習得すべき)が3つに絞られた。


1.日本においてきた カミサンと娘に対する最大限のケア

自分の勝手で留学し、莫大な費用を使う事を合意してくれたカミサン、育ち盛りで父親が必要となるにもかかわらず我慢してくれる娘に感謝すると共に出来る限りのケアを行う。

2.今までの常識にとらわれない視点や思考回路

自分にフレキシビリティを持たせる事は自由度が広がる。そうすれば吸収できる幅も広がる。長期にわたる社会人生活で凝り固まった常識の理念をニュートラルに戻しガンガンと多くの国や企業から来る人達、教授から学ぶ。

3.大学近辺のベンチャー企業、ベンチャーキャピタルとの人脈作り

日本を元気にさせる為にも間違いなく創造性のある事業、他人を寄せ付けない独創性のある事業は必須となる。今現在では明確な絵は描けないが、常にこの心を忘れずに積極的に人脈作りを行い、今後の礎とする。


もちろん、経営大学院での勉強(宿題)はこなすが、せっかくの”地の利”を活かさずに帰国するわけには行かない。

明日の夜はPh.Dの方と食事のアポを入れた。自分のゴール、提案をピッチ(提案)して、彼からガンガンとコメント・アイデアをもらおうと思う。

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