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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
iPhone
スタンフォード大学経営大学院の1年制プログラムSLOANは全世界から合計56人が終結する修士プログラムだ。同プログラムに合格した Class of 2008の日本人5人全員が集結した。よって、お好み焼きパーティーという名の決起会的な意味合いもあった。

Sloan Class of 2007で現在、スタンフォード大学のアジア・パシフィック・リサーチセンターに在籍しているM電機からの社費派遣の伏見さんにも参加して頂き、色々と学生生活、授業内容等に関してアドバイスも頂いた。

伏見さんは東京大学のPh.Dも持っており、スタンフォード大学でも素晴らしい成績で卒業されている。何よりも感心するのは伏見さんの人脈の広さ。スタンフォードに来ても、MBAの20代の学生からシニアな教授まで幅広く積極的にネット作りを行っている。又、つい最近、伏見さんがMBA学生とのコラボで仕上げたサプライチェーンのケース(Case Studyで使われる教材)がスタンフォード大学のケースとして登録された。とても名誉なニュースである。是非とも、このエネルギッシュな行動力、常人ならぬ探究心の深さを見習いたい。

同級生や先輩と日本人学生としての今後のミッションやらサマースクール(僕以外の日本人4名は出席)での思い出話で盛り上がった。


食事を終えて、僕が住んでいる学生寮の横にあるバーで飲みなおし。MBA1年生であるMさんを電話で呼び出してもらった。

Mさんは、外資企業からの社費派遣で6月末くらいにスタンフォード入りしているらしく、すっかりこの地に馴染んでいる様だった。年齢も27歳と若い。スタンフォードの2年制 MBAは毎年350人くらい採用しているが今年の日本人は3人のみ。日本の世界の中での存在感の薄さを感じる。正直、アジアからのMBA Candidatesだけ見ても韓国や中国に学生数で圧倒的に負けている。数だけが勝負でないが、なんとも言えない現状である。

さて、Mさんが持っていた携帯について語ってみたい。なんと、アップルが最近発売したiPhoneを購入しており、しばらく手にとって遊ばせてもらった。アップル、またもややってくれた。このユーザーインターフェースは間違いなく新しい。革新的且つ魅力的な携帯電話だ。iPodよりもワイド画面で、携帯画面上の殆どの操作は画面をタッチするのみ。先進のセンサも搭載しており、デバイスの傾きや方向に従い画像が自動的にユーザーに見やすいように調整される。又、通話中デバイスを耳に当てると自然とディスプレーがオフになる節電機能もついているらしい。

イノベーションと消費とマーケティングの国アメリカで又もや世界中をとりこにさせるデバイスが誕生した。iPodが音楽業界に大きな影響を与えたように、iPhoneは更に広いセクターに大きなインパクトを与えるのだろう。

アップル本社はカリフォルニア州のクパティーノに位置しているらしく僕が居るパロアルトからも近い。是非とも一度訪れてみたい。出来れば経営陣と話が出来たり、スピーチを直接聞いて、色々と自分の意見もぶつけてみたい。


百聞は一見にしかず。CBS Newsが若い安いリポートを入れているので是非ともご堪能を。英語が分からなくてもビジュアルにiPhoneの凄さが分かります。

URL: http://www.youtube.com/watch?v=YgW7or1TuFk


しかし、人間の欲はきりが無い。昨日まで気に入っていた自分のおもちゃが、革新的な製品の登場により全く興味の無い化石と化してしまう。





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