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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
ギフト
昨日は充実した一日だった。現在、日曜日(26日)の正午。かなりグッスリと眠った為か体が軽く感じる。

昨日は、スタンフォードから近い(車で1時間くらい)モントレー国際大学院のMBA CandidateであるAKIYAさんがスタンフォードまで来ると言う事でゴルフが企画された。彼はスタンフォード大学のサマープログラム(語学学校)に通っており、SLOANの日本人4人(参加できなかったのは僕だけ)、韓国人のJohnとも交流を深めている。

今回の企画部長はJohn(SK TELECOM社費派遣)でバリバリに張り切っていた。台湾人のCharlie(SANSHIN建設のCEO) と日本人5人の合計7人でのフライトとなり、パルアルトの公共ゴルフ場(Palo Alto Municipal Golf Course:URL - http://www.golflink.com/golf-courses/course.asp?course=1469656) でプレイした。電気Cart込みで1人US$51と大学保有のゴルフコースに比べると割高であるが、アジアと比較しても、納得出来る金額である。

このコースの面白さは今迄経験した事がないものだった。
最長であるBlack Pinは避けて2番目に長いBlue Pinでのプレイした。Par72で、Course Ratingは71.1でYardageは6,580。距離的には長くなくRating的に高いので難しいトリッキーなコースと思いきや、殆どフラットなコースで、水(池、川)も少なかった。但し、難敵は”風(WIND)"である。ものすごい突風で2~3つくらい大きなクラブを持たなければ正確な距離が出ない。追い風と向かい風。又、右流れか左流れの風。計算しながらショットすると風が止み予想外の飛距離。。。とてもハードで楽しいコースだった。結局スコアは98(前半48後半50)と自分的には良いスコアだが、バーディーが一つも出ない苦しい展開だった。

さて、ゴルフも終わり皆で食事に行こうと言う事に。Johnは日本のラーメンが食べたいらしく、既に"ラーメン部長"と言われているYUTAKAのお勧めのMARUICHIへ行く事に。皆で帰り支度していると”ごめん!夕食、行けなくなった”、とJohn。問い質してみると、"(今ワイフに電話したのだが)本日が彼女の誕生日である事を忘れていた”だと。。。

大馬鹿野郎である。ワイフの誕生日を忘れて夜7時までゴルフとは。。。周りの仲間たちに罵声を浴びせられ、急いでJohnを自宅まで送り届けた。とは言え、残りの皆で”しっかり”とMARUICHIでラーメンを食した。

その後、SHINGOさんの主導で、Johnの奥さんに”ギフト”と”歌”を届けに行こう!との事に。Johnの家はYUTAKAの家の隣。行ってみると(暑い為か)窓が開けっ放しで家の中が見える状態。Johnの奥さんが電話中(おそらく故郷から誕生日おめでとうの電話だろう)であるのも見えた。心の中では”外食くらい連れて行って、店の人に花束持たせておけよ。。。”だが、もしかしたら韓国の人は想像以上に亭主関白的なのかもしれない!?



SHINGOさんの掛け声で歌い始める。"Happy Birthday 2 U ~♪”ちゃんと最後はテノール、ソプラノ、アルトのパート担当を事前に決めていたから抜群のハーモニーとなった。

ちょっと涙ぐんで玄関に出てきた奥さんに、SHINGOさんがゴルフ場で見つけた水色のかわいいゴルフシャツを渡し”おやすみなさい”を。奥さん、本当に喜んでいた。

帰路に着く僕たちに見せたJohnの顔に ”安堵”が戻った気もした。

しかし、この男は侮れない。毎回初めてラウンドする人にはギフトを持参する。と言う事で今回が初めてのラウンドである僕にもラウンドの始めにギフトであるゴルフキャップを持参。SK TELECOMが毎年主催するゴルフトーナメントの記念キャップだった。

この木目細かさ、感動。しかし、ゴルフ仲間のギフトは”ちゃんと”持参で奥さんのギフトを忘れているとは。。。なんとも憎めない仲間、と自分には映った。
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