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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
9月11日をアメリカで向かえて
とにかく忙しい。。。Pre-Termは9月19日迄続くが平日は休み無し。秋学期が開始するのは9月24日。秋学期は水曜日に授業が入らないので多少ペースに余裕が出来ると思う。正直、短距離走のペースで中・長距離を走っている今日この頃である。。。

1日のスケジュールは、

5:00AM 起床
5:00-5:30 シャワー、朝食
5:30-8:00 自宅で予習
8:00-9:00 Study GroupでMeeting
9:15-15:00 授業(3科目)
15:00-18:00 学校で復習・予習
18:00-19:30 ランニング(Stanford Univ.の裏庭:Dishes)
20:00-21:00 夕食(独身との食事が多い)
21:30-24:00 自宅にて予習・復習


本日は、9月11日。アメリカがテロからのアタックを受けてから6年が経過した。6年前の9月11日は会社の同僚、先輩と新橋の”とさや”というプロレスラー御用達の焼肉屋にいた。正直、飛行機がビルにアタックする光景は現実でなく映画であると、しばらく信じていた。

アメリカ人にとって、やはり9月11日は特別な日である。世界一金持ちで、世界一の軍事力を誇り、世界一メディア界でも影響力の有るアメリカ。自国での戦争経験は乏しいアメリカ。そのアメリカで多くの人が一瞬の内に殺されてします悲劇が起きたわけである。ニコラス・ケイジ主演の映画も見たが、実際に愛する人を無くした人達の当時の状態は想像を絶する悲痛だったのだろうと思う。僕も父親・夫になってから(自分の子供、妻を持ってから)人の命に対する感じ方、命に関わるニュースの受け止め方は非常に変化した(人間的になった?)

本日も暮らすが終わる寸前に元々海軍に居たBrian Ticeが"皆さん、9月11日はアメリカ人にとって特別です。6年前の悲劇の為に、アタックでなくなられた方々の為に、何か考えてくれる事があればうれしいです。”とクラス全員に対して話をした。考え深いものがあった。

二度と悲劇が起こらないように僕も何か世の中に貢献できればと思う。しかし、日本の政治が心配だ。クラスメートからも"日本大丈夫か?”と多くの質問を受ける。。。。


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コメント
この記事へのコメント
日本人も負けずと、“8月6日、9日は一瞬にして日本に住んでいた一般市民が大量に殺された日です。そしてその後遺症は世代を超えて今尚、人々を苦しめているのです”とPRしなければいけませんね。 
9.11のような悲劇が繰り返されることのないよう、我々が何が出来るかということを考えたいと思います。

日本の政治は本当に困ったものですね。
小泉氏が「死んでもいい」からやるんだ、といった「郵政改革」は骨抜きされ、本人も引退。後任は「職を賭けた」筈が、あっさりと投げ出す。「日本の総理職」こんなに軽いのか、と失望しました。

日露戦争の講和条約成立に奔走した小村寿太郎は神経をすり減らした交渉を纏めた後、交渉の背景を理解できなかった国民の罵声を浴びながら、死んでしまいましたが、その成果は今日、再評価されています。彼の本当の意味で「命を賭けた」国益の追求が、近代日本を築く礎になったと自分は思います。 

「職を賭ける・命を賭ける」
安易に使って欲しくない言葉です。
2007/09/12 (水) 17:06:54 | URL | AMO #-[ 編集]
命を賭ける
今迄有った人間でこの言葉を使った人は大抵、”お前の命なら要らないよ”的な人が多いですね。本当にやる人は(特に日本人は)自らが掲げた目標に向かって寡黙に努力する。
2007/09/15 (土) 23:09:53 | URL | K2 #-[ 編集]
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