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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
Leadership Study
プレタームが終了して来週から秋学期が始まる。

思い返せばバタバタの1ヶ月だった。はじめて体験する英語での授業、黙って聞く授業など一つも無く常に生徒から教授へ質問の嵐。

自分のリスニング・リーディング能力の足りなさを思い知らされる毎日。そして、大量のアサインメントをこなさなければならない毎日。正直、疲れて机に向かって船をこぐ日が多くなってきていた。

今週末は何とかゆっくり出来そうだ。と言っても今晩の夕食はPH.Dの先輩と冬学期以降の授業の取り方の相談。その後、夜の10時くらいから秋学期のTechnology Venture Programに対する戦略をインド人の優等生 GIRISHと話す事になっている。

リーダーシップに関する講義で共通しているのは、EQ能力の高さがリーダーの質を決定するとの基本的考え方だ。Emotional Interigence、つまり相手の感情を理解し人間関係を理解する能力である。

確かに組織で、社会でサバイブしていく以上、この能力は必須である。


講義中に与えられた色々な教材の中でも一番気に入ったのはMyers-Briggs Type Indicator(MBTI)である。

スイスの心理学者であるユングが提唱した心理学的類型論をもとに、アメリカ人親子のMyersとBriggsが1945年頃に開発した性格検査手法である。ユング心理学によれば、人間の心は、知覚機能である「感覚機能」と「直感機能」、判断機能である「思考機能」と「感情機能」の4機能があり、それぞれが二律背反する構造で成立し、更に人間の心のエネルギーには外向と内向がある、と考えられる。

外向(Extraversion)か内向(Introversion)、感覚(Sensing)か直観(INtuition)、思考(Thinking)か感情(Feeling)、判断的態度(Judging)か知覚的態度(Perceiving)という、4つの指標のうちそれぞれどちらの指標が強いかを質問に答えることによって判定。4×4で16種のパーソナリティタイプに分類する。

英語版であればオンラインでも受講可能のようだ。(URL:http://www.discoveryourpersonality.com/MBTI.html?source=Google#Anchor-Ho-2012)

又、日本では"MBTI協会"が独占で行っているらしいが4日間で16万円とある。手頃な金額ではない。(URL:http://www.nihon-mbti-kyoukai.org/training.htm) ちなみに、上記英語版のオンラインは60ドルである。

僕の診断は外交的、感覚的、思考的、で判断的態度だと。つまりESTJである。統計によるとMBA学生の17%がここに属するらしいが、典型的な日本人タイプであるとも言えると思った。





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2007/10/01(月) 05:23:38 | 心理学ってすごい?
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