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STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
ACROSS THE STREET
秋学期が開始して2日目。バタバタな日々が継続している。

但し、プレタームのように毎日授業でびっしりな日々でなく、どちらかというと時間的プレッシャーより学術的な能力のプレッシャーが大きいように感じる。

又、私費留学の人間はキャリアーマネージメントや就職先との交流にも時間を要するのでバランス感覚が要求される。

実際に、今週木曜日27日に" Company Networking Night" なるものがあり、MBA2年生とSlanを対象に多くの企業が学校へリクルートに来る。約50社くらい来るみたいだ。McKinsey&Co./Bain&Co./Booz Allen Hamilton等のコンサル系、Morgan Stanley等の投資銀行系、Cisco/Amazon/Apple/Microsoft等のネット系、Chevron/DELL等も来るみたいだ。


確かに世界からの精鋭が集まっているのだから大企業も今日深々なのだろう。但し、僕がこの大学に通って感じるのは”大企業もしくは年間数千万円稼げる企業への就職”よりも”自らの視点で起業する”との意思の人間のほうが多い。実際に”西部大開発”から続きSilicon Valleyを中心に旋風を巻き起こしたシリコンビジネスでの起業、もしくは、ITビジネスの起業等と土地柄的な風習が有るように感じる。


確かに僕が西海岸、特にカリフォルニア州に憧れて移ってきたのも”起業”する為の自らの準備、起業する際の人脈の拡大、起業した人々から英知を盗む為である。

秋学期の選択科目で"Technology Venture Formation"(http://www.stanford.edu/class/msande273/) という大人気のクラスに参加した。スタンフォード大学の理工学部修士課程のプログラムで他学部の生徒も授業の参加が許される特殊なプログラムである。我々は、このような他学部で受講する授業を"ACROSS THE STREET"という。

毎年、秋学期のみ、スタンフォード大学修士課程の学生のみを対象に48人が選抜される。今年は100人を超す学生が申請しており熾烈な戦いである。実際に、バイオテクノロジー専攻の修士過程の学生と経済学専攻の修士課程の学生が僕の隣に座っていた。
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