STANFORD GSB留学記
西海岸のエスタブリッシュメントの中で過ごし得る知見や身の回りで起こる出来事を読者と共有していきたい。授業内容、クラブ活動、シリコンバレーのコミュニティー、等盛り沢山の内容を掲載します。
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祝福のメール
知人のみならず、小生が知らない読者の方々から多くのお祝いのメールを頂きました。ブログ上にてメッセージを頂いた人にも全て返信しました。

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正直、タイム・マネージメントが厳しい状況下で書いた時期を思い出します。特に最も忙しい冬学期の2月には毎日ブログを書くことを心がけて1日も休みませんでした。ブログを書かずに睡眠時間を伸ばすことも出来たのだろうが”初志貫徹”で、眠くても書き続けました。

色々な意味でビジネススクールへ行けない方、留学することが出来ない方が居ると思います。特にそのような方は、僕が書いた内容から何か感じ取ってくれたり、何か行動する原動力になっていればうれしいです。

これからは、米国を発ち日本へ戻り感じること、留学中に習得したものの自分なりの集大成、次のキャリアの決定等が自分を待っています。

ビジネススクールを卒業してしまった以上は、このブログも残すところ数回だと思います。


自分が経験して感じたことを最後まで書き残したいと思います。
直感を信じる
ビジネススクールの卒業式の次の日はスタンフォード大学全体の卒業式だった。つまり、学士・修士・博士課程の学生が一堂に集まる盛大なるイベントだ。ビジネススクールのみでは400人をちょっと超える人数だが、大学全体の卒業式となると数千人にはなる。特にアングラ(学士)のバイタリティーあふれる行動には圧倒された。

卒業式の目玉は有名人によるスピーチだ。毎年、有名な方が訪れるのでスタンフォード大学関係者のみならず近所に住んでいる人々まで訪れる。

今年のスピーカーはOprahさんだった。日本ではあまり知られていないが、アメリカにおいては超有名人。彼女の”Oprah Winfrey Show"は、アメリカ国内のトークショウ部門で最も高い視聴率を稼いでいる。彼女自身の巧みなトークも見所の1つであるが、会場に訪れた観客に豪華なプレゼントが渡されることも番組の特徴だ。卒業式のスピーチの中でも気をひきつける為のジョークとして用いたが、彼女は、以前、訪れた観客一人ひとりに車をプレゼントした。アフリカ系アメリカ人として初のビリオネアーらしいが、慈善活動に費やしている金額も相当な金額であり多くの人から尊敬されている女性だ。

当日のスピーチはこちらから --> Oprah speech at Commencement Ceremony

Class of 2008の卒業式風景(2時間超あります) --> Commencement Ceremony

簡単に彼女のスピーチを纏めると下記3点だ。

1.自らの感じた事に忠実となれ。
2.失敗から逃げず、失敗から学び自らを改善すべし。
3.人の為に生きて真の幸福を得るべし。


2005年の卒業式のSpeechはSteve Jobsだったが、やはり直感を信じることを強調している。卒業生が新たな人生を歩む上で始めの第一歩は大切だ。OprahもSteveもそのような人々に贈る言葉であるが故に”直感”を信じて始めの第一歩を堂々と踏み出すように促しているようにも聞こえるが、正解の無い世の中においては自身をもって自らのフィーリングや思考に従って行動することが大切なのだろうと思う。

2005年のSteve JobsのSpeechはこちらから --> Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005
STANFORD GSB 卒業式
人と会って、その人との別れがあるように、何かを始めると必ず終わりがある。その終わりを楽しく感じるか、悲しく感じるか、もしくは終わりたくないと感じるかは、その人がその出来事もしくはあった人々との経験をどのように感じているのかだと思う。

卒業式を意味する英語の"Commencement"にもそのようなニュアンスが含まれている。”卒業式”という意味と”始まり”の両方を含んでいる。つまり、スタンフォード大学での勉学の終了は、同時に、新たな扉を開き、自分の次なる人生やビジネスへ飛び立っていく、との事である。

本日は待ちに待った卒業式。今年から卒業の条件が厳しくなった事もあり、卒業できるだけの単位を取ることは容易ではない。クラスメートが選ばれてきた人だけに気が抜けない日々が続く。自分の母国語で同じ質の授業が受けられれば、どれほど楽なんだろうと現実離れした発想を持ったこともあった。しかし、常に目の前の障壁と向き合って解決し続けたことが卒業に繋がった。春学期の成績も冬学期や秋学期と比較して格段に良くなった。
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山ほどあるリーディングを短時間でこなす技や、少ない情報の中で分析し、レポートを書く能力の向上、人とのコミュニケーションの取り方など、多くの事が変わった。確実に渡米当時の自分が若く見える。

スタンフォードビジネススクールのPh.D、Sloan、MBA合計で約450人が卒業できた。

卒業式の風景が録画されて、ネットにて見ることが出来る

--> GSB卒業式

合計120分近くの卒業式だったが、非常にスムーズで、荘厳な雰囲気の中で、最高の式に参加できて、幸福感を感じると共に自分が成長したことを感じた。
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GSBのDeanであるJossが4つのチャレンジを我々に贈ってくれた。

1.スタンフォードの卒業生の一員として、スタンフォードのすばらしいアンバサダーとなって欲しい。
2.学問の基礎がスタンフォードにあることを忘れずに自己研磨に励んで欲しい。
3.自らの利益のみを考えずにコミュニティーへの貢献を考えて欲しい。
4.限界まで自分の能力を引き伸ばし、果敢にリスクに挑戦して欲しい。

全てが是非とも実践すべきことであり、これからも成長し続ける

もっとも大切なこと、それは今までの自分を支えてくれた人達である。Jossは、そのような人たちに是非ともPPTSBSとの名の学位を与えたいと述べた。PPTSBは、Puting Partern Through Stanford Business Schoolの略である。

これからも、見守り支えてくれた人達に貢献できるように、自分自身がスタンフォード大学から学んだことを社会に貢献できるように、切磋琢磨し、スタンフォードのネットワークをフルに使い、果敢に限界に挑戦したいと思う。Jossが今日述べたように、常に自分にCold Callを行う姿勢にて残りの人生にチャレンジしていきたい。
浪漫飛行
幼い頃の夢は”パイロットになること”だった。
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幼い頃、毎年夏休みは父母の実家である大分県で過ごした。当時の”東亜国内航空”にて毎年旅しており、飛行機が短時間で遠いところに人を連れて行くすばらしさ。パイロットになれば世界中のどこにでも行くことができる事に興味を持ったのだと思う。結局、日本の航空会社に入社することは出来ずに海外で活躍することが可能である総合商社への道を選んだ。

パイロットの免許を持っているクラスメートが数人居て、卒業前に一度でよいのでセスナに同乗させてもらう事を懇願していた。本日、その夢が実現した。パロアルトを発ち、スタンフォード大学上空をしばらく飛行してからハーフムーンベイ方向に西へ飛び、その後は北上して、ゴールデンベイブリッジを横切り、アルカトラズ島上空を旋回して、サンタクルーズの山火事も上空から見ることが出来た。

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幼い頃に持っている、もしくは、もっていた”夢”を考えてみた。自分の能力やら周辺状況を顧みらずに大きな夢を持つ人が大半だった。人間は経験を積んで賢くなるにつれて大きな夢やゴールを設定しなくなるのだと思う。家庭を持ったり、ビジネス社会に突入すると、リスクをとりたくない人にとって”安らぎ”ほど心地よい薬は無い。一定の給与が保障されており、終身雇用が約束されていれば裸一貫で事業を興したいと思わないと思う。

危機に直面したときに逃げ出さずに、如何に危機を楽しむか、その経験から何を学ぶかは重要だと思う。どんなに凄い人でも幾度もの修羅場を潜り抜けて差別化できる地位を築いている。ハングリー精神を保ちながら、夢を持ち続けて、自分や周囲を変えていけることはすばらしいと思う。又、子供の様にピュアな気持ちで夢を持てることは大人になっても実践したい事だ。

常に手が届きそうで届かない場所に夢やゴールを設定してステップ・アップしている。スローンの日本人同級生とも共感できたのだが、常にステップ・アップし続ければ、超秀才な人材にも勝る事ができると信じて生きている。

飛行機の上から見た地上は考えるものがあった。普段のスケールより格段に小さく見える街、そこで営われている人々の生活。。。その中に閉じこもってしまうとマクロ的な観点から物事が見えなくなる。物理的に上空から見ることは常には出来ないが、そのような感覚で今後の人生を歩む事が出来ればよいと思う。スタンフォードで学んだことを活用できれば尚良いと思う。
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